COSMIC EXPLORER


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 ライナーノーツ

1.Navigate
これから何かが始まるような、わくわくさせるオープニング曲。
何かが宇宙で彷徨っているような雰囲気もある。
声みたいな音みたいな部分が印象的。

2.COSMIC EXPLORER
今までには無かったような感じの独特な曲で、歌詞が壮大。
実際はどんな演出になるか知らないけれど、今回のライブのオープニングで、この曲と共に3人が登場するのが想像できる。
歌詞を読むと、全然関係無いけれど「2001年宇宙の旅」のスターチャイルドを思い出す。
宇宙を思い起こさせる一方で、広大な大地のイメージもある。

3.Milacle Worker
幕張のスタンディングは、この曲のためにあると言っても過言では無い1曲。
2年半前に、「起こるミラクル 起こせ想い」と歌っていた彼女たちが「起こせミラクル」と歌っているのは感慨深い。
海外から少し遅れて輸入され日本でも大ヒットしたEDM。
「なんかチャラい人が聴いてるアゲアゲの曲」ではなく、これもひとつの上質な音楽のジャンルなのだということを、Perfumeは教えてくれる。
ラストのかしゆかの「起こせミラクル」が最高。

4.Next Stage with YOU
スーツを着用したエヴァPerfumeのビジュアルからも、何となく初期のSF的な雰囲気を感じる。
ただ曲自体はテクノすぎず、ギターにピアノに様々な音を使っているのが面白い。
テクノポップユニットとして知名度を上げるため、とにかくピコピコして声を加工していた昔に比べると、雰囲気は似ていても今はこんな曲になるんだなぁ…としみじみ。
少なめに抑えた歌詞も、直球なSFではないのが良い。
GAMEが出た頃、Perfumeの曲は何を聴いても全部同じと言っていた人に改めて聴いてほしい1曲。
あの運転ダンスを本人がやってるところを想像すると笑える。

5.STORY
念願の音源化。
この曲は存在感が圧倒的すぎて、アルバムに入ると浮くんじゃないかと正直思っていたけれど、意外とそうでもない。
他の曲の完成度が高いからなのか、もともとCOSMICっぽい感じの曲だからなのか。
唯一無二の存在感を放ちながらも、良い感じに馴染んで前半の新曲たちを引き立てている。
海外向けに作られた曲なのに英語の歌詞が全く無いのはかなり挑戦的であり、Perfumeらしくもある。

6.FLASH album-mix
新曲を増やすのではなく、元の曲があるのにわざわざそれをDISC2に追いやり、あえてmixを作って入れてきた意味を考えてみると、元の曲はあくまで依頼されて作った「映画のエンドロールで流す用のちはやふるの曲」であり、このmixこそが本当の「Perfumeの曲」なんだと思えてくる。
レンタルする人とか、通常盤しか買ってない人はこのバージョンしか聴けない訳で。
まぁ新曲だし、そんなアレンジしないでしょ?と思っていたら甘かった。
「このバージョンを作ってくれてありがとう、これがPerfumeだ」という声をちらほら聞くのも納得かも。

7.Sweet Refrain album-mix
既出曲は今更多くは書かないが、もともと自分にとって思い出深い曲なので、元曲を壊しすぎずも、しっかり面白いアレンジをしてきたことが嬉しかった。
序盤「あんまり変わってないな〜」と思うけれど、2番に入ったあたりから「おお〜」となってくる。
ダブステ要素が少し減って、軽快な感じになったか。
聴けば聴くほどいい、スルメアレンジ。

8.Baby Face
息つく暇もなく、怒涛の勢いで進んでいたこのアルバムもここで一区切り。
これまでの流れからくると、ホッと落ち着くことのできる1曲。
こういう、年下との恋を思わせる曲を歌うようにもなったんだなぁとドキドキ。
バンジョーらしき音も入っていたり、それがまた余計この曲の可愛さをプラスしている気がする。

9.TOKIMEKI LIGHTS album-mix
この曲は出たばかりだし、3人も特に気に入ってる曲みたいなのでもう少しアレンジしても良かったのでは。
確かに聴いていると「ここ面白いな」と思う部分はある。
聴いたら一発でアレンジだと分かるくらいの思いきりは欲しいかも。
印象的には、元よりも「冒険に行くぞ!」感が少し無くなったくらい?
とは言えこの曲自体は好きだし、ライブでの披露がどんな風になるか楽しみになっている曲のひとつ。

10.STAR TRAIN album-mix
前奏から、こっちはより壮大になったイメージ。もともと歌詞のメッセージ性が強いので、更に強い曲になっていると思う。
最近出た曲とは言え、この曲を次のアルバムライブでやるのかと考えると、少し不思議な感じもする。

11.Relax In The City
しょっちゅうとか、毎日聴きたいかと言うよりは、たまに久しぶりに聴いて安心したいような、そんな曲。
リズミカルなメロ部分と、流れるようなサビ部分はまさにリラックスさせてくれるし、何だかんだ前のツアーでやってないので、是非フルで全部観てみたい。

12.Pick Me Up
のっちが、すべてのPerfumeの曲の中で1番好きと断言するこの曲は、そのせいか?(笑)フェスでもたくさん披露して、紅白出場曲にも選ばれて、何かと聴く機会は多かった気がする。
てっきりこれがremixされるかと思ったので、少し意外ではあった。
個人的には元々そこまで「この曲めっちゃ好き!」って方ではないので、remixして「おっ!」と言わせて欲しかったような気もする。

13.Cling Cling album-mix
大胆なアレンジと、控えめなアレンジで上手く調和を保っている今回のアルバムremix曲たち。
これはかなり変わった様子。
オリエンタルな雰囲気がだいぶ削られ、ライブ仕様の曲になっている。
歌詞は不思議可愛い感じだけれど、音はかっこよくバキバキになっているので聴いていて気持ちも高ぶる。
また違った感じで、ライブでも聴きたいなと期待してしまうアレンジ。

14.Hold Your Hand
まさかの締めはこの曲。
でもアルバムをひととおり聴いて最後にこの曲に辿り着くと、「いやぁ〜えらい壮大な旅じゃったけど、盛りだくさんで楽しかったねぇ〜」「そうじゃねぇ〜」「また行きたいねぇ〜」なんて、手を取り合って笑い合う宇宙探検から帰還した3人が想像できてしまう。
年を重ねても、曲がどんどん進化しても、これからもただただSo MerryなPerfumeでずっといて欲しい、そう思いながらこのアルバムを聴き終える。


番外編 FLASH
忘れてはいけないのがFLASHの元曲。
Perfumeが普通の映画の主題歌って、どんな感じなんだろう〜と思っていたけれど、映画を観ると、エンディングで流れるこの曲の雰囲気ががすごく良いとのこと。
歌詞が、まるで和歌を詠んでいるみたいで本当に素敵。特にメロ部分。
花、密度、鼓動、落ち葉、刹那と言った和語と、スローモーション、ハイスピード、エモーションと言ったカタカナ語の対比が面白い。
刹那的な人生の一瞬、火花飛び散るようなその瞬間を歌ったこの曲は、また新しいPerfumeを魅せてくれる。