安室透という人物
「ゼロの執行人」に向けて、キーパーソンとなる安室透がどういう人物なのかについてです。
安室透
コナンが住んでいる、毛利探偵事務所があるビルの1階にある喫茶ポアロ。
そこで働いている29歳の男が彼。
小五郎の弟子として、私立探偵をしています。
彼には、3つの顔があります。
私立探偵の安室透、その裏の顔はコナンを薬で小さくした「黒の組織」のメンバー。
コードネームはバーボン。
自ら薬を飲んで小さくなり組織から脱出、コナンと共に小学生として生活するシェリー(灰原哀)をずっと探している。
組織の中でも洞察力・推理力はトップクラスかも。
そして彼の3つ目の名前、公安警察(通称「ゼロ」)として働く降谷零。これが本名。
彼は約4年前から公安の潜入捜査として組織に入っており、最初は組織の人間として怪しんでいたコナンも、公安と分かった今、割と信頼している様子。
安室透と赤井秀一
片方は公安警察、片方はFBIとして組織に潜入した2人。(赤井秀一は既に組織を抜けている)
かつては仲間だった2人だが、今は対立している。その理由は。
2人と共に組織に潜入していたスコッチというコードネームを持つ公安の男の死。
理由は彼が組織に公安とばれてしまったから。
遺体は自殺したようでした。
しかし、安室は「赤井が組織の人間として男に拳銃を渡し、ばれてしまった代償としてここで自決しろと説得、そして実行させた」と勘ぐります。
その時から、赤井と安室の間には溝が生まれてしまいました。
しかし、真実は違いました。
男は本当に自殺だったのです。
赤井の一瞬の隙をつき、拳銃を奪っての自殺でした。
赤井は自分がFBIの人間であることを男に明かし、彼を逃がそうとしていました。
ちょうどそこへ足音が。
その足音が組織の誰かと思った男は咄嗟に拳銃を奪い、胸ポケットに入っていた携帯電話のデータもろとも胸を撃ちます。
その足音は、公安としての仲間、安室のものでしたが時既に遅し。
彼が自殺したのは自分の足音のせい、そう安室が知ることのないよう、安室の誤解を解かないままでいる赤井。
2人のこの関係はまだ歪んだままなのか、それとも今回の映画で前進するのか?
以上が、現時点で明らかになっている安室透という男についてです!
探偵、組織の人間、公安という3つの顔を持ち、コナンや赤井秀一同様かなり頭の切れる人物。
今回の映画は、彼をメインにどのような物語が展開されるのかな?